オペ室看護師のメリットは、チームワークの大切さを学べることです。
看護師はチームワークを学ぶことも大切ですが、病棟看護師の場合は主に患者と1対1で関わるため、チームワークを学ぶ機会はあまりありません。それに比べてオペ室看護師は、手術の度に医師や臨床工学技士、他のオペ室看護師と連携して1人の患者の手術を行います。
それぞれが自分の作業だけしていてはチームワークが乱れてしまい、手術の成功は難しくなってしまいます。そのためオペ室看護師は互いの動きをよく見て、必要な場合はフォローすることも大事です。
看護師がこのような働きをしてこそ、難しい手術を成功させることができます。そして、手術を無事に終えることができた際、チームとしての達成感を感じることができます。

看護師として必要なことが学べる点も、オペ室看護師として働くメリットです。
オペ室看護師は、手術を控えて不安な気持ちになっている患者を安心させるために積極的にコミュニケーションをとったり、手術室でベッドや必要な医療機器の準備をしたり、様々な経験を積むことができます。経験を積むことによって看護師にとって必要なスキルを自然と身につけることができるため、看護師としてスキルアップしたいと考える人にとっては、オペ室看護師は大きなメリットになるでしょう。
また、手術の知識を身につけた後で病棟看護師になった場合、術中のことや術後の経過についてもわかるので、より深い看護をすることができるようになります。

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